Googleロゴが手話(指文字)に!「日本初の手話考案者」古河太四郎生誕170周年記念!

本日、Googleのトップページのロゴが手話になりました。記念日や祭日に合わせてグーグルのロゴを変えるGoogle Doodleの活動で、現在の日本手話の原型を作ったと言われている古河太四郎氏の生誕170周年を記念しての事だそうです。実は私も個人的に少しだけ制作をお手伝いさせて頂きました。

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古河太四郎氏は、1878年(明治11年)に日本で最初のろう学校(かつ最初の盲学校)である京都盲唖院を設立し、院長にも就任した人です。「日本初の手話考案者」とも呼ばれています。今から100年以上前に手話教育に着目し、手話の教授法を確立しただけではなく、学校まで創業するとは本当に凄いですよね!
京都盲唖院を退任後は私立大阪盲唖院の院長にも就任され、1907年に亡くなられるまで生涯にわたり、ろう教育・手話教育のために活動された素晴らしい方です。私にとっては、手話界の大大大大先輩です!

今回のロゴには、2つの異なる種類の手話表現が使われています。まずは古河太四郎氏が最初に考案した「手勢(しかた)法」でGoogleを表したもの、そして二つ目が現代の手話(正確には指文字)でグーグルを表したものです。かなり違う事に驚きますね。
私も以前にTEDxTokyoでスピーチをさせて頂きましたが、手話も音声言語と同じで、独立した言語ですから、国によって文法も語彙も全く違いますし、時代と共に移り変わっていきます。もちろん方言だってあるのです。


ロゴの現在版の手話表現は手の向きに若干の違和感がありますが、ロゴとしての表現なので仕方ないですね!背景には、古河氏が手話と同じくらい精力的に活動されていた盲の学生向けに発明した木版が並べられていて、古河氏の想いがたくさん詰まったロゴになっていると思います。Googleさん、NICEです!!

検索後のページ右上にある、小さい方のロゴも手話バージョンで、指文字が付いています。とても可愛らしいですね。ほのぼのします。是非そちらにも注目して見て下さい!
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最近、色々な場所で手話が取り上げられるようになったので、本当に嬉しいです!これからも手話ビジネスを広げると同時に、手話の認知度を上がるお手伝いも出来ればと思っています!!

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