本日まで池袋サンシャインにて開催されていた印刷メディアビジネスの総合イベントpage2015へ招待して頂いたので行ってきました!普段は関わる事の少ない印刷業界の展示会だったので色々と勉強させて頂きました!
今年で28回目となるイベントという事で、多くの方が来場していました。入場受付はパンク状態でした。
様々な展示がありましたが、その中でも特に目を引いた三つの展示を紹介します!まずは、トッパン・フォームズさんの「原点回美 ART OF MARGINAL PUNCH/アートオブマージナルパンチ」です。これはゴミとして捨てられている帳票などの両端にあるパンチ部分を再利用して制作したアート作品です。その作品をカレンダーにしたものが、第66回全国カレンダー展にて、部門賞(第1部門)銀賞を受賞したそうです。中には点字を再利用したものもあり、エコなアートとして素晴らしいアイディアだと思いました。
そして、次はフォント(文字)を作っているモリサワさんです。もともとモリサワさんはモリサワUDフォントというユニバーサルデザインに配慮した文字を作ったり、日本障がい者スポーツ協会のオフィシャルパートナーとなったり、障がい者向けの活動を多くされていました。今回はフォントや障がい者の枠を飛び出て、外国人むけの自動翻訳サービス「MC Catalog+」を展示されていました。日本語のメニューにスマホをかざすだけで、自動で英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語に変換されるサービスです。精度は既に8割ほどあるそうで、理解にするのには十分な内容だそうです。私も韓国語を試しましたが、一瞬で変換されメニューが韓国語になりました!これはインバウンド向けに是非とも広がって欲しいサービスですね!
UCDA(一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会)さんのブースにもお邪魔しました。年金の振込用紙や保険の契約書は文字が多く、高齢の方や外国人、日本語の苦手な聴覚障がい者には理解しにくいケース多いですが、UCDAさんでは文字の大きさを変えたり、図を入れる事で理解しやすい書類に変えているそうです。これも大切な配慮ですね!行政を中心に着実に導入が進んでいるそうです。素晴らしい!!
以上、私が注目した3つの展示でした!!会場の雰囲気についても少しレポートします!
2F入口近くのprintnetさんのブース!良くサービスを利用しているので、ユーザーだと伝えたら10%オフの券を頂きました。ありがとうございました!
クリエイティブゾーンではアドビさんや博報堂さん、マイナビさんがセミナーを主催していました。InDesignの使い方やアドビ製品のCSからCCへの主な変更点などを解説していました。
3Fでは、コニカミノルタさんがテレビ電話を使って寸劇をしていました。担当者の方がかなりの演技派で、自分の事業とは全く関係ない話なのに魅入ってしまいました!
また、意外な製品として、コダックのアクションカメラPixpro「SP360」も展示されていました!
流石、印刷に関する展示だけあって、ホリゾンさんの大きな製本機が搬入されていて迫力がありました!
初めての印刷業界の展示会でしたが、印刷はインターネットと同じで関係ない業界がないので、必然的に様々な業界の人がいる印象でした。勉強になりました。