2014年8月30日に開催された第31回全国高校生の手話によるスピーチコンテストにて、ブース出展を行いました!
本イベントは「手話の習得やサークル活動に取り組む全国の高校生の活動を奨励し、手話の普及とボランティア活動、福祉教育の推進をはかるため」に1984年より開催されている全国規模のイベントで、シュアールは第28回の技術協力、第29回と第30回のブース出展と四年連続で関わっています。
シュアールグループは、ETIC.主催の社会起業塾イニシアティブにNEC社会起業塾枠で2010年度に参加させて頂きました。これまでも実証実験への機材協力やプレス支援などをして頂いています。その御縁もあり、今年もブース出展にお呼び頂きました(NEC様サイト内プレスリリース)。
今年は例年に比べても多くの方にブースに立ち寄って頂きました。余裕を持って用意したパンフレットがほとんどなくなってしまうほどでした。少しずつITを駆使した手話サービスが定着し始め、ろう者の関心が高まっているからだと思います。これからも手話×ITで、ろう者のインフラ構築を頑張ります!!
これまでは文仁親王妃紀子様が手話で御講演をされていましたが、今年は眞子様が初めて手話で御挨拶をされました。流石に学び始めてばかりという事で、後半は手話通訳を介してのお言葉でしたが、手話界としては大変に嬉しい出来事でした。
そして、毎年の事ながら高校生の皆さんの頑張りには感動させられました!これからも彼らが手話を続けてくれればと思います。
聴覚障がい者で女優の貴田みどりさんの基調講演もありました。これからも様々な分野で活躍するろう者が増えて欲しいですね!
会場に全日本ろうあ連盟の書籍販売コーナーがあったので、全国地名手話マップを購入しました。おまけで、オリジナルのエコバックを頂きました。パンフレットを入れるのにちょうど良いサイズだったのでイベント出展時に使おうと思います。
結果は以下の通りですが、決勝に進出された皆さん、応募をされた全ての皆さん、本当にお疲れ様でした!これからも手話界を盛り上げて下さい!
<イベント情報>
■概要
名称:第31回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト
開催日:2014年8月30日
会場:東京・有楽町朝日ホール
■運営団体
主催:全日本ろうあ連盟、朝日新聞厚生文化事業団、朝日新聞社
後援:厚生労働省、文部科学省、テレビ朝日福祉文化事業団、日本手話通訳士協会、全国聾学校長会
協力:東京都聴覚障害者連盟
協賛:NEC
■結果
1位:坂本龍成さん(高知県立安芸高3年)
2位:道見優奈さん(東京都立墨田川高3年)
3位:今野衣都美さん(神奈川県立横浜南陵高2年)
奨励賞:切通幸太さん(福岡県立久留米筑水高3年)、石川真実さん(滋賀県立八幡高3年)