1月25日(水)に東洋大学にて開催されたシンポジウムにて、講演とパネルに出させて頂きました(過去ブログ)。今回のシンポジウムは授業という扱いではなく、学科全体で行うシンポジウムという位置づけだったそうです。当日は、松原聡教授(東洋大学)、西田亮介さん(東洋大学)、駒崎弘樹さん(フローレンス)、吉田貢太郎さん(結)と私の5名で話をさせて頂きました。SFCの大先輩であり、社会起業塾の大先輩でもある駒崎さんと仕事で御一緒させて頂くのは初めてだったので、とても嬉しかったです!
講演とパネルを通して私が感じた事は、「キャリアは他人に押し付けるものでない」という事です。起業をしたいと思っていない人に、いくら起業を勧めても成功しないでしょう。では、キャリア教育は無駄かというとそういうわけでもないと思います。自分が目指している方向性を見つけるのには、「様々な選択肢がある」という事を知っておく必要があります。その中で起業も一つの選択肢です。また、働き始めれば仕事はチームで行います。起業している会社の中にも、リーダーシップを発揮する者、フォローアップを得意とする者など様々です。規模も文化も特性も違う会社同士で一緒に仕事をするとなったら、なおさら様々な価値観の人がいます。また、たくさんの選択肢を知っておく事が将来、方向転換する際にも確実に活きると思います。考えた上で違う道に進むのと、知らない・考えもしないまま進むのでは雲泥の差があります。
また時間がある時に、もう少しこの話は掘り下げてブログに書ければと思います。今回のシンポジウムが、一人でも多くの人にとって起業について知る・考えるきっかけになったのであれば幸いです。