障がいのある人たちが出演する演劇、エイブル・アート2014「フラグ -Lifemap-」のチケットを頂いたので昨日、見てきました!
エイブル・アート2014「フラグ -Lifemap-」
正直、演劇と聞いた時は簡単なストーリーのよくある話かと思っていたのですが、予想を遥かに超えた「アート」作品でした。身体表現だけで語る抽象的なダンスパフォーマンスや幻聴が聞こえる障がい当事者の幻聴との掛け合い、更にはコメディー的要素まで入った1時間とは思えない内容でした!終わった後に主催者の方から聞いたのですが、実際にパフォーマンスをする障がい者の方に事前のワークショップで自らの障がいや思いを表してもらい、それに大枠のストーリーを付けただけで、彼らの表現したい思いをベースに構成されているそうです。そのため、かなり即興に近くアドリブも多いので、その都度セリフなども変わるそうです。彼らが感じた事をそのまま素直に表現しているアート作品なわけです。
手話劇でも、ろう者の鳥肌が立つほどの美しい表現に毎回驚かされてきましたが、今回は違った新たな可能性を見せつけられた気がします。
演劇中は撮影禁止のため、写真は開演前の様子ですが開演15分前に行ったら既にほぼ満席で危なく立ち見になるところでした。これだけ認知されるってすごいですね!
2007年より毎年開催しているそうで、今回が7回目だそうです。イベント自体は終わりましたが、来年以降の継続予算獲得などのために、現在、クラウドファンディング「READY FOR?」にて支援を集めているそうです。是非、応援してあげて下さい!!
READY FOR?