2015年7月24日(金)に開催された平成27年度ひょうごユニバーサル社会づくり推進大会にゲスト出展させて頂きました。
ひょうごユニバーサル社会づくり推進大会では、総会が行われたほか、兵庫県内で活動する福祉関連企業への「ひょうごユニバーサル社会づくり賞」の贈呈式や「みんなの声かけ運動応援」に協力する兵庫県内の企業や学校との協定締結式などが行われました。
兵庫県は『年齢、性別、障害の有無、文化などの違いにかかわりなく、だれもが地域社会の一員として支えあうなかで安心して暮らし、一人ひとりが持てる力を発揮して元気に活動できる「ユニバーサル社会」をめざしています。』と明言しており、ユニバーサル社会を日本でもいち早く提唱した素晴らしい県です。既に県のユニバーサル社会の考えは十分に県内に浸透しており、数多くの企業・大学が活動に賛同しておりました。
今回、井戸知事が挨拶にて手話サービスの充実を約束しただけでなく、自らも手話を学びたいと明言していました。
会が始まり、最初はひょうごさわやかステージとして音楽グループ「COSMOS」さんのハンドベルコンサートでした。以前から会場となった兵庫県公館にて演奏するのが目標だったようで、とても気合の入った演奏でした。
弊社の遠隔手話通訳についても取り上げて頂きました。県が進めようとしている新たな試みとして御案内して頂きました!今年度は、他に2つの県主催のイベントにて利用して頂く予定です。
会場では手話通訳の設置はもちろんの事、情報配慮席が設けられており、要約筆記とワイヤレス磁器ループなど聴覚障がい者への配慮が行き届いておりました。素晴らしいですね。
また、司会のフラワープリンセスひょうご2015の十河里佳子さんも、とても上手な司会をされていました。
そして、第二部として開催された第23回福祉のまちづくりセミナーでは、以前より大変お世話になっているナミねぇコト、社会福祉法人プロップ・ステーションの竹中ナミ理事長の講演がありました。
ナミねぇさんの話は本当に勉強になりますし、共感の連続でした!25年間活動を続けられているナミねぇさんの言葉には、とても重みがありました。
『「みんなが弱者に親切にしてあげる」事を福祉と呼ぶのではなく、「チャレンジドを納税者にする」事を福祉と呼ぶ社会を作りたい」』
『障がい者を見て「かわいそう」という事は、自分のライバルとして見ていない、する気もないという意味だ』
特にこの二つの言葉は、私がこれまでシュアールの活動の中で目指してきて事とまさに一致します。素晴らしい先輩と御一緒できて本当に嬉しいです!
そして、ナミねぇさんにも遠隔手話通訳の事を講演中に取り上げて頂きました。純粋に嬉しい!!ITによってチャレンジドの人々の生活を大きく変えられると僕も信じています。是非、これからも御一緒させて下さい!