月別アーカイブ: 2014年6月

日経産業新聞、logmi、キミハツなど最近のメディア掲載

本日(2014年6月23日)の日経産業新聞に弊社の記事が掲載されています。早稲田大学と慶應義塾大学の起業支援について書かれた記事で、慶應発ベンチャーの事例として私のインタビュー記事が載っています。

また、「元気ハツラツ!」でおなじみのオロナミンCが運営しているウェブサイト「キミハツ」の「ハツラツワークスタイル」というコーナーにもインタビュー記事が掲載されました。多様な働き方をするハツラツした人の事例として取り上げて頂きました。
目の前のことに集中し「課題を解決する」ワークスタイル

そして、2013年に登壇したTEDxFukuokaのスピーチがlogmiに記載されていました。私的にはだいぶ前の話だったので、今になって取り上げられるのは不思議な感じですが、多くの方に読んで頂けているようで嬉しく思います。
Skypeが可能にした聴覚障がい者支援とは? 世界に4500万の手話利用者に”日常”を届ける注目ビジネス

ちなみに先に弁解をしておくと、最近の私のスピーチでは手話利用者は7,000万人と言っています。これは私が盛るようになったのではなく、きちんと世界ろうあ連盟がウェブサイトで公表している数字です(WFD)。
では、TEDxFukuokaの時に言っていた4,500万人には何かというと、諸説ありながらも「A journey into the deaf-world (DawnSignPress, 1996)」に記載されていた「アメリカには200万人の手話利用者がいる」というデータから人口比で世界の手話利用者を試算したものです(諸説は、Galludet大学発行のレポート(PDF)に載っています)。手話利用者は途上国の方が先進国よりも多いので、世界ろうあ連盟の数字の方が正確だと思い、世界ろうあ連盟の発表を知ってからは7,000万人と言うようになりました。

以上、最近のメディア掲載の話でした。

6月末締切!2014年度「電話リレー無料体験モニター」募集中!

電話リレーは聴覚障がい者がテレビ電話を使って手話通訳者に電話を代行してもらうサービスです。日本では2013年9月から日本財団が行っており、シュアールも共にサービスを提供してきています。
シュアール内の電話リレー紹介ページ

2014年4月より第2期の無料モニター募集が行われていましたが、多くの方に登録を頂きまして目標数まで残りわずかとなりましたので、日本財団より今月末の6月30日(月)で無料モニターの募集を締め切るとの連絡がありました!(登録後は2015年3月末まで利用できます)

電話は音による情報伝達ツールなので聴覚障がい者が利用する事は困難でしたが、テレビ電話の誕生により映像を使って手話で情報を伝える事が出来るようになりました。そこで、「テレビ電話で手話を伝える」と「電話で音を伝える」をうまく組み合わせた電話リレーという方法が新たな聴覚障がい者向けサービスとして生まれました。電話リレーは日本ではあまり馴染みのないものだと思いますが、世界的には多くの国で導入が進んでいます。
電話リレーは聴覚障がい者の生活を劇的に変えるツールです。


例えば、、、
バスが遅れてバイトに遅刻しそう、なんて時に聴覚障がい者の方は電話が出来ないのでバイト先に連絡を入れることが出来ませんでした。しかし、電話リレーを使えば自分の持っているiPhoneやスマートフォンのテレビ電話機能を使って手話で電話をかける事が出来ます!
聴覚障がい者の方がテレビ電話でシュアールのコールセンターに連絡をして、手話通訳者が変わりにバイト先に電話をかけます。これなら、バイトの遅刻の連絡も完璧に出来ます!

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他にも、レストランや病院の予約、不在票や再配達の連絡、出前の連絡まで何にでも利用できます!(緊急電話など一部、利用できない番号もあります)今回のモニター募集は、このサービスを一年間、無料で利用する事が出来ます!

以下の動画では、手話と字幕でも本サービスの紹介をしています。ご覧下さい!皆様の申し込みをお待ちしています!


一人でも多くの聴覚障がい者・ろう者に使って頂きたいので拡散して頂けると嬉しいです!宜しくお願いします!!