皆さんにもWEB投票などで応援して頂いたイノベーションズアイ・アワード2012にて大賞を受賞致しました(過去のブログ)。
イノベーションズアイ・アワードは産経新聞のフジサンケイビジネスアイが母体となって運営しているビジネスコンテストで、今年は280社のエントリーがあったそうです。一般のWeb投票で選ばれた5社と新聞社推薦枠で選ばれた5社の計10社が決勝に進出します。今回は、起業前から私が入居しているSFC-IVより推薦頂き遠隔手話通訳事業でエントリーし、新聞社推薦枠でファイナルに進出させて頂きました。当日は一番最後の発表だったので他の方の事業内容を聞く余裕がなく残念でしたが、トリのプレッシャーに負けずに力を出し切る事が出来ました!久しぶりのコンテストだったのですが、短い時間で自社製品の魅力を伝えるのは大変でした。特に今回はウェブ投票で多くの方に応援して頂いていたので、大賞受賞という結果を残せて嬉しかったです!
一般的にビジネスとは縁が薄いと思われがちな「手話」の事業が、このような大きなビジネスコンテストで大賞を受賞させて頂けた事は大変光栄であると同時に、時代が大きく変わってきていると感じています。過去には「学生プロジェクトとしては面白いけど、収益性が…」と言われ続けてきました。実際に学生向けのビジネスコンテストでは高い評価を頂いてきましたが、一般向けのコンテストでは入賞は難しいだろうというのが大方の意見でした。今回の大賞受賞は、手話ビジネスの事業性が認められ始めているからこそだと思います。これからに繋がる大きな自信になりました。
今まで手話について考えても来なかったビジネス界の方々に我々の事業内容とアイディアを伝え、ろう者の問題を知ってもらう事もシュアールに出来る大きな役割だと感じています。手話とビジネスの橋渡しを今後も続けていきたいと思います。
2012年は、アショカ・フェロー選出、テルテルコンシェルジュ手話通訳リリース、TEDxTokyoスピーチ、川崎コールセンター開設、ダボス会議GSCメンバー選出、FITチャリティーランと盛りだくさんの1年でしたが、大きなイベントはこれで終わりだと思います。一年を締めくくるにはまだ早いですが、今年もあと20日ほどです。急に入った出張が2つ残っていますが、無理せずに頑張ろうと思います。
改めて、応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました!優勝しましたよー!!