本日は、神奈川県聴覚障害者福祉センターにて行われている神奈川県手話通訳者養成講習会でした。この講座は昨年の10月から始まり、今年12月に行われる手話通訳者全国統一試験の合格を目指す講習会です。講座を受講するためには筆記試験と実技試験に合格する必要があり、手話通訳の現場に出られるだけの力を身に付けるための最後の訓練所です。ここを卒業し試験に合格した後は、現場で手話力を身に付けるしかありません。講習会は、ほぼ毎週開催されています。
今日は初めて場面通訳の練習をしました!場面通訳自体は藤沢市の養成講座で練習をしていたので初めてではなかったのですが、久しぶりな上に大人数の前で行うのは初めてだったので苦労しましたが大変良い経験になりました。場面通訳とは、実際に数人間の会話を通訳するもので、手話と音声言語(日本語)の素早い切り替えが求められます(他に講演会などで、ずっと一方向的に「音声言語→手話」や「手話→音声言語」と訳し続ける通訳もあります)。
「手話でコミュニケーションが出来る」という事と「手話の通訳が出来る」という事は違います。求められるスキルが若干異なります。今まで手話でのコミュニケーションは多く積んできましたが、通訳を経験したのは昨年の夏が初めてです。今後、更に講座を受講する中で手話力と手話通訳力に磨きをかけていきたいと思います!.