ShuR」カテゴリーアーカイブ

東洋経済に記事が掲載されました

今週の月曜日(3月31日)に発売された東洋経済の4月5日版に記事が掲載されました。今回の東洋経済は『激変!!東大の就活』というタイトルの通り、東大がメインの記事が多かったです。
その中で、おまけ程度に「慶應のSFCも凄いっぽいよね」的な記事が載り、SFCの起業家支援を受けて巣立った起業家の事例として私の事が掲載されました。
20140401toyo1

「ビジネスの厳しさを教わった」。手話通訳をビジネス展開するシュアールの大木洵人代表(26)も、SFC-IVに本社を置き、メンター三田会から実際に支援を受けて巣立った社会起業家の一人だ。大学の講義が終わると、喫茶店で、メンター三田会の森靖孝会長など5人のメンターがつきっきりでビジネスプランのブラッシュアップをしてくれたという。(中略)現在、シュアールの遠隔手話通訳サービス「モバイルサイン」は、JR東日本を主要取引先に山手線の全駅で利用されている。(*山手線内の全インフォメーションセンターで、全駅ではありません。間違いです。)

こうやってSFC出身の先輩起業家、クックパッドの佐野社長やブイキューブの間下社長らと一緒に掲載して頂けるのは嬉しいですね。
東大側の顔ぶりを見ても知り合いがちらほら(一応、東大にも2年間は籍がありましたので…)。記事を読んでいると「東大を卒業しても安全な就職という道を選ばない人が増えてきた」そうですが、掲載されている知人が本当に型破りな人ばかりなので、特例じゃないかな……という気がしますが。苦笑。しかし、そういった彼らのチャレンジが広く知れ渡ることで、多くの人がチャレンジできる社会になったら嬉しいですね!

私が2008年に10ヶ月インターンをしていたマイクロアド(サイバーエージェントグループ)が未だに成長ベンチャーとして名前を連ねているのを見ると、(嬉しいような気持ちもありますが)「あの規模間で未だにベンチャーなのか……」と、進むべき道の長さを改めて感じました。。。

シュアールも今年度はメンバーを大幅増強して迎える勝負の年です。まだ発表は出来ていませんが、改めて新体制について発表できればと思っています。今年も今まで以上に気持ちを引き締めて頑張りたいと思います!!是非、応援の程を宜しくお願いします!

電話リレーの無料モニターもまだまだ募集中です!多くの聴覚障がい者の申し込みを待っています!

電話リレーサービス無料モニター募集

昨年度から日本財団が行っている聴覚障がい者向け電話リレーサービスの無料モニターを今年度も募集します。

聴覚障がい者は耳が聞こえないために、電話を利用する事が出来ません。つまり、
・歯医者やエステなどの予約、変更
・イベント会場や宴会の予約、変更
・忘れ物や落し物の確認
・不在票の折り返し電話
・寿司やピザの出前の注文
・企業や行政への電話による問い合わせ
などなど我々が普段から普通に電話で行っている様々な事が出来ないのです。

20140401trs4
そこで役に立つのが、テレビ電話を使って電話を代行する『電話リレーサービス』です。聴覚障がい者がテレビ電話越しに手話で話したものを、弊社の手話通訳スタッフが読み取り、代わりに電話で相手に伝えます。そして、電話で話された日本語を手話通訳者が手話で表すことで、聴覚障がい者に伝えます。聴覚障がい者は母語である手話で会話の内容を理解できるので、スムーズな会話が可能になるという仕組みです。

20140401trs2
基本的にソフトはマイクロソフトのSkypeを利用しているので、パソコンはもちろんの事、スマートフォンからでも利用できます!インターネットさえあれば、世界のどこからでも聴覚障がい者が自由に電話できるようになります!

詳細は以下の動画にて、手話と字幕で説明をしています。是非ご覧下さい!


弊社の手話通訳スタッフは厚生労働省認定の手話通訳士資格を全員が保有(2013年度より)しているので、どんな用途でも安心して利用して頂けます。もちろん、社内でもテレビ電話を利用した手話通訳用の独自研修も実施しています。
20140401trs3
弊社は創業当初から電話リレーサービスを行っており、昨年度に引き続き日本財団さんの事業を手伝わせて頂く事になりました!写真は2010年度に私が遠隔手話通訳を行っている様子です。私が現場で通訳をする事はなくなりましたが、現場に出ていたところに、テレビ電話を使って「人生で初めて出前を取れた」と喜んでくれた利用者の笑顔は今でも忘れられません。
この想いを胸に事業を拡大し続けてきました。今年度も日本財団さんが費用負担をしてくれる事で、無料で電話リレーサービスが利用できる絶好のチャンスです!一人でも多くの聴覚障がい者の方に電話を利用して頂きたいので、是非とも拡散の程を宜しくお願いします!!ホームページから簡単に申し込みが出来ます!
詳細・申込ページ

以前、TEDxFukuokaにて遠隔手話通訳について必要性を語っています。合わせて見て頂けると幸いです。

スタッフランチウィーク!

先週はスタッフと1対1でランチをする週「スタッフランチウィーク」として、3日に渡って3人のスタッフとランチをしました!今回はパートタイマーとして働く手話通訳スタッフ達です。私は外回りが多くメンバーとゆっくりと話をする時間がどうしても取りにくいので、ランチをしながら彼らの想いや近況報告などを聞く機会を作れて良かったです。
20140317lunch1

手話通訳はシュアールの基幹事業に最も必要なスタッフです。実働部隊として会社を支えてくれています。オフィスも3か所になり、スタッフの人数も勤続時間も増えている中で、彼らが個人として目指している将来像やシュアールの成長に何が必要か、一緒に語り合いました!(単純に美味しい御飯を食べているだけではありません!)
20140317lunch2

今回のランチを通してスタッフ間の信頼関係が物凄く強い事がわかりました。一人一人が手話通訳という仕事に誇りを思っている事が伝え合ってきました。そして同時に、会社として拡大するためには何が必要かも見えてきました。改めて、仲間の大切さと彼らと時間を共に過ごす事の大切さがわかりました!本当に昔から仲間に恵まれています。これからも彼らと共に頑張っていきます!

シュアールOBG会

昨日はシュアールの初期メンバーとのOBG会でした!シュアールも5年以上に渡って活動をしているので、これまでに卒業していったメンバーも数もだいぶ増えてきました!
別に「何期」と明確に区切っているわけではありませんが、なんとなくのメンバーの固まりはあり、昨日集まったメンバーは創業期・第二創業期を支えてくれていた人たちです。彼らとはシュアールを本当に0から一つ一つ立ち上げていきました!

もともとは学生ベンチャーだったこともあり、初期のメンバーたちは大学卒業と同時にシュアールを卒業していった人たちです。そのため、総研で研究員をしていたり、病院で看護師をしていたり、大企業で営業をしていたり、大学院で学生を続けていたりと各々バラバラな道に進んでいます。しかし、自分のフィールドを見つけて、継続して頑張っている姿を見れて嬉しかったです。私も勇気と力をもらいました。

一緒に出張に行った話、合宿をした話、プレゼンで失敗した話……。久しぶりに再会すると思い出話は尽きないものです。辛い事も多かったけど、彼らと共に過ごした時間はかけがえのないものでした。今は一緒に活動してはいませんが、彼らの選んだ今の仕事にシュアールでの経験が活きている事を願いながら、私は彼らと育てたシュアールを今まで以上に成長させていきたいと思います。

改めて仲間に恵まれている事を感じながら、今週は現役メンバーとのランチウィークなので今からスタッフとのランチに行ってきます!

上川総務副大臣と対談しました!

本日、上川陽子総務副大臣と対談をしました。

2020年の東京オリンピックに向けて、そして、東京オリンピックが終わった後も日本が更に発展していくために、若者が何を考えて活動しているのか、そして、国・政府は若者をどのような施策で支援していくべきなのか、平成生まれの:トリッピースの石田言行くんと同い年(オール昭和最後の学年)のリディラバの安部敏樹くんと一緒に、ざっくばらんに議論をしました!

最初に、弊社のサービスである遠隔手話通訳とSLintoの説明をさせて頂きました。聴覚障がい者の生活を良くするITサービスとして、総務省の協力はとても大切なので詳しく事業内容を説明できて良かったです!

20130307trs

現在、日本財団さんが進めている遠隔手話通訳の電話リレーサービス(シュアールは受託企業として手話通訳を提供しています)の必要性についても副大臣に直接お伝え出来ました!素晴らしい機会でした!
電話リレーサービス(日本財団主催事業)

三人から事業紹介をした後は、若手起業家の目線から日本の発展に向けた議論をしました。相当ぶっちゃけた話になり、かなり盛り上がりました!三人とも若手起業家の中では特に官公庁との関わりが深い事業をしているので色々と思うことがあり、今まで溜めていた思いを一気に吐き出してしまいました(とても内容は書けません。苦笑)。しかし、副大臣は一つ一つの話をきちんと聞いた上で、「これからを生きる若者の意見を政策に反映させたい」とその方法を真剣に考えて頂きました。心強いですね!
まだまだこれからだと思いますが、今回の対談をきっかけに経験豊富な年配者と勢いと新しいアイディアを持っている若者が繋がり、聴覚障がい者を始め、多くの人にとって住みよい日本に近づいたら嬉しく思います。私も自分のドメインで頑張り続けたいと思います!