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今井ミカ監督長編映画『虹色の朝が来るまで』クラウドファンディング実施中!

特定非営利活動法人シュアールの手話TVディレクターである今井ミカが監督を務める長編映画『虹色の朝が来るまで』が、大高健志さんが率いるモーションギャラリーにてクラウドファンディングをしています。

今井さんとは、お互いに大学2年生だった時に2週間の筑波技術大学北欧研修へ一緒に参加した事がきっかけで、研修後にグッドデザイン賞を取得した手話PodChannelを一緒に立ち上げました。彼女の香港留学を機にシュアールを一時的に離れますが、帰国後にシュアールに再び合流してくれて、一緒に手話TVの立ち上げをし、現在までディレクターとして活躍してくれています。


今回の長編映画では、ろう者であり、LGBTQ当事者である今井さん本人の原体験を基に、未だに聴者と比べて閉ざされたマイノリティな聾者の世界で、更にマイノリティであるLGBTQの苦悩を描きます。今回は、多くの人に聾者やLGBTQの事を知ってもらい、考えてもらいという想いから、映画に音楽を入れたり、日本語字幕だけではなく英語字幕も入れるそうです。
既に8月16日からクランクインをしているが、まだまだ製作費が足りていない状況だそうです。一人でも多くの人に、今井さんの素晴らしい映画と想いが届くように、私も微力ながら支援をさせて頂きました。今から映画を観るのが楽しみで仕方ありません。是非、皆さんも今井さんのクラウドファンディングサイトをチェックして下さい!

*本映画は今井さんの個人の活動で、シュアールグループとは関わりはありません。私も個人として応援をしています。

株式会社大塚商会様「あらためて みる・知るIT 基礎Words」にシュアール制作手話動画が導入!

2017年9月7日、大塚商会様のホームページ内に新しく開設されたIT用語紹介サイト「あらためて みる・知るIT 基礎Words(「あら・みる」)」にて、NPO法人シュアール制作の手話動画が導入されました!今回は全日本ろうあ連盟様に手話表現の監修をして頂きました。


「あら・みる」のページでは、IT用語1つ1つに、日本語、英語、スペイン語、中国語、日本手話の表現を公開し、意味も解説してくれます。例えば、アイコンインストール顔文字などが既に公開されています。隔週で2単語ずつ増えていく予定です。普段何気なく使っているIT用語が、英語、スペイン語、中国語、日本手話ではどのように表現するのか、是非一度「あら・みる」のページをご覧ください。


特定非営利活動法人シュアールプレスリリース

チャリツモ記事掲載

先日、チャリツモに記事が掲載されました。

チャリツモは、一般社団法人チャリティジャパンが運営しているウェブマガジンで、「他人事から自分事へ」をテーマにボランティアライターさんによって作られています。
今回のライターは、ご自身も難聴の子どもを持つShuhizzleさん。”サラリーマンと自営業、アメリカと日本、難聴と健聴といった境目をまたぐことについて感じたことを情報発信”しているそうです。


今回のタイトルは、『「対等って何だろう?」聴者と聴覚障害者が対等な社会を創造する、シュアール大木洵人さんインタビュー』。3ページに渡る大作です。普段はカットされるエピソードも、ほぼそのまま載っています。結構、過激です、苦笑。
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*一部、私が意図した表現と少しずれる部分もありますが、その部分は筆者を尊重して変更せず残しております。

日本財団電話リレーサービス2000人追加募集!

本日の正午から、日本財団の電話リレーサービスが追加で2000人の利用者を募集をしています。こちらから、申込フォームに記載して下さい!
電話リレーサービスとは、音を使ったコミュニケーション手段である電話を利用しにく聴覚障がい者に対して、パソコンやスマートフォンのテレビ電話機能や文字チャット機能を使って、手話通訳オペレーターや文字オペレーターが聴覚障がい者に変わり、電話を代行するサービスです。日本財団では聴覚障がい者自身が登録する事で無料で電話を代行するサービスを実施しています。
シュアールは受託団体7社のうちの1社として手話専門で対応させて頂いております。日本財団に登録をすると他社さんを含め自由に利用できるようになり、手話や文字で電話を代行してもらえるようになります。通訳料は無料で、負担は通信費だけです。この機会に是非とも登録をしてみて下さい!
聴覚障がい者の電話のバリアフリー化の流れは加速しており、2015年10月に花王グループ様が手話相談窓口を開設されました。


詳細は、この動画で日本財団が手話と日本語で告知しています!是非、見てみて下さい!

追記:13:06現在、申込フォームがサーバーダウン中です。ニーズが高いからだと思いますが、早く復活すると嬉しいですね!

日本人初のLaureate Global Fellowに選出して頂きました!

Laureate Global Fellowとは、Laureate International Universitiesがサポートするthe International Youth Foundation(IYF)が行っているYouthActionNetのプログラムメンバーの事です。世界中の18歳から29歳までの社会起業家を支援するプログラムで、16年の歴史があり、1,500名以上のソーシャルアントレプレナーが90ヵ国から選出されてきました。そして、今回、91ヵ国目となる日本人初のフェローに選出して頂きました。
選出発表記事(英語)

大木プロフィール

10月に2017年度フェローとして選出された19名のメンバーと一緒にスペインで行われる1週間のリーダーシップキャンプに参加してきます。南アフリカ、ポーランド、アルゼンチン、コスタリカ、インド、ペルーなど様々な国から色々なテーマで活動する社会起業家が集まります。
そして、今回は珍しく同じ聴覚障がい者向けのサービスを展開しているインドネシアの女性社会起業家、Dissa Ahdanisa氏が一緒に選出されています。Fingertalk Enterpriseという彼女の活動は、若手ろう者の雇用を生み出すプロジェクトの様です。今から、一緒にコラボをするのが楽しみで仕方ありません。

ロレックス賞受賞者仲間であり、アショカ・フェロー仲間でもある友人、Kerstin Forsbergに紹介してもらいました。プログラムの存在を知ったのが締切3日前だったのでギリギリでしたが、シュアールの支援者の方々に推薦人になって頂けたことで無事に申請ができ、今回の選出へと繋がりました。こういった国際ネットワークに関わり続けられる事は凄く嬉しいです。
(2017年ロレックスイベント@上海。写真右がKerstin)

これまでシュアールを応援して頂いた多くの皆様の支え、私の留守中もシュアールを前進させてくれるスタッフの頑張り、私のリーダーシップ研修参加へ理解を頂いただけでなく推薦人にもなってくれた株主の皆様の広い心がなければ、実現できませんでした。本当にありがとうございました。
世界中の若手社会起業家と作る新しいネットワークを駆使して、手話界の改革を更に加速させます!そして日本人初の参加者として、研修の学びを日本へと還元できるように頑張ります!!

ちなみに、応募時の年齢なので既に30歳ですが嘘は付いてません!苦笑。しかし、これが本当に20代最後の賞になるのは確実です。今年の誕生日にも書きましたが、何もないところから20歳で手話を始め、20代後半ではアドバイザー等をさせて頂く機会を多く頂きました。30代に入り、これからは先輩たちを追う側に再び回りましたので、諸先輩たちの背中を必死に追いたいと思います!今後とも、御支援、御鞭撻の程を宜しくお願い致します。