投稿者「Junto Ohki」のアーカイブ

JAL様向け遠隔手話通訳サービス・電話リレーサービス提供開始!

本日の2018年12月11日から日本航空(JAL)専用遠隔手話通訳サービス・電話リレーサービスをシュアールにて提供させて頂く事になりました。
今回導入されたJAL遠隔手話通訳サービスを利用する事で、ろう者の方がJALへ問い合わせをしたいと思った場合に(例えば航空券の予約をしたいなど)、弊社の手話コールセンターにろう者の方から直接Skypeでテレビ電話をかけ、手話にて予約の手続きが出来るようになります。

[JAL遠隔手話通訳サービス]
[JAL遠隔手話通訳サービスプレスリリース]
[JAL遠隔手話通訳サービスプレスリリースPDF]

具体的な利用方法に関する詳細は、以下の動画で手話にて説明をしています。字幕付きですので、是非ご覧ください。


最近はネットからも様々な手続きは出来ますが、質問をしたかったり、特別な要望がある場合には電話の方が圧倒的に便利です。これまで聴覚障がい者の方は電話が出来なかったので、知人にお願いをして電話をするか、FAXやメールなどでやり取りをせざるを得ない状況でした。
これからはシュアールの手話コールセンターにて自由に好きな時間に電話リレーサービスを御利用頂けます(営業時間は年中無休8時~19時です)。

電話リレーサービスは、国内線予約、国際線予約、JALマイレージバンク、JALカード、JALプライオリティ・ゲストセンター、JALご意見・ご要望デスク、JALパックツアーにてご利用頂けます。問い合わせの際に上記の番号を事前に確認頂き、お問い合わせ頂けるとスムーズです。

また、以下の動画では手話にて問い合わせ先に関する説明をしています。


利用時間は、365日朝8時から夜7時、年中無休の8時から19時までです。利用料金はかかりません(通信料は利用者負担となります)。また、Skypeを事前に用意しておいて頂く必要があります。
Skypeも無料でご利用いただけます。Skypeに関する疑問などはこちらに詳細を記載しています。

また、対面カウンターでも利用可能です。まずは、銀座にあるJALプラザと羽田空港の国内線ターミナルのみでの利用ですが、今後は利用場所を増やしていく予定です。是非とも、御利用頂ける嬉しく思います。

JALさんのホームページのお問い合わせリストにも、『耳や言葉の不自由なお客さまのための予約・案内サービス』にメールとFAXに並び、手話が新たに掲載されました。

この度は、日本航空様にこのような形で全面導入を頂けることになり、シュアール一同、大変に嬉しく思っております。新しい試みでサービスが至らないところもあるかと思いますが、御利用者のろう者の皆様とJAL様に御満足の頂けるサービスを提供できるよう、更に精進して参りたいと思います。

最後になりますが、プロジェクトをまとめてくれたコーポレート事業部のみんな、通訳を提供してくれている通訳チームのみんな、社外から協力やアドバイスを頂いた皆様にも感謝を述べたいと思います。

この活動が、ろう者の方々の生活向上に向けた、大きな一歩になる事を願っております。

[JAL遠隔手話通訳サービス]

[JAL遠隔手話通訳サービスプレスリリース]

[JAL遠隔手話通訳サービスプレスリリースPDF]

NHKドキュメンタリー「みんなで決めるHUMAN大賞2018」に今井ディレクターがノミネートされています!投票、よろしくお願いします!


NPO法人シュアールが運営している手話TVの今井ミカディレクターが、NHKドキュメンタリー「 みんなで決めるHUMAN大賞2018」にノミネートされています!タイトルは『聞こえる人にも聞こえない人にも』です。今井ディレクターが個人として制作した「虹色の朝が来るまで」の映画が取り上げられています。 過去に配信された映像の中から再生回数が多いという事でノミネートされたそうです。


投票ページはこちらです。皆さんからの投票で大賞が決まります。12月12日(水)の正午まで投票を受け付けています。一人でも多くの方に手話映像の可能性と面白さを知ってもらえると嬉しく思います。ご協力の程を宜しくお願い致します!

ろう教育の父、ド・ペレの生誕を記念して、手話をテーマにしたGoogle Doodle公開!

2015年に手話が取り上げられた際に少しお手伝いをさせて頂いたGoogle Doodle(グーグルのロゴを記念日に合わせて少し変更する活動)ですが、本日は新たに手話をテーマにしたDoodleが公開されました。

[Googleロゴが手話(指文字)に!「日本初の手話考案者」古河太四郎生誕170周年記念!]

前回は、日本手話の原型を作ったと言われている古河太四郎氏の生誕170周年を記念して作れたGoogle Doodleだったので日本手話をベースに作られましたが、今回は聾教育・ろう学校の父といわれているフランスのド・ペレの生誕306周年を記念してフランス手話で作られているそうです(私はフランス手話はわからないですが……)。

私は今回のDoodle制作には関わっていませんが、このように手話が色々な場所で取り上げられるのは嬉しい事ですね!手話の啓発が進み、聴覚障がい者にとって住みやすい社会に向けて前進につながればと思います。

ロレックスよりAAR創立40周年記念チャリティコンサートに招待頂きました。

昨日開催されたAAR Japan(Association for Aid and Relief, Japan) 難民を助ける会40周年記念チャリティコンサートにロレックスより招待頂きました。AAR Japanをロレックスが支援をしており、私が2016年にロレックス賞を受賞した事をきっかけに、昨年のコンサートより御招待頂くようになりました。

[日本人初、ロレックス賞ヤングローリエイツを受賞致しました!]


今年は紀尾井ホールにて開催され、ピアニスト仲道郁代さんと金子三勇士さんによるコラボでした。二人の息の合ったピアノ演奏に感動しました。私はオーケストラに行くことが多いのですが、これからはピアノのコンサートにも行きたいと思わせてくれる素晴らしい演奏でした。後半には、昨年同様、皇后様もあらせられました。


会場では、昨年同様にチャリティーグッズの販売が行われていました。AAR Japanは歴史も長く、チャリティーグッズも豊富でした。


私もミルクチョコレートを購入させて頂きました。2016年に難民を助ける会が発行した絵本『サニーちゃん、シリアへ行く』の挿絵が描かれていました。

演奏された曲は以下の通りです。
第1部/連弾
・ラヴェル:「マ・メール・ロワ」より
第1曲 眠りの森の美女のパヴァーヌ
第3曲 女王の陶器人形レドロネット
第4曲 美女と野獣の対話
第5曲 妖精の園
・ラフマニノフ/アンダーソン&ロー編:「ヴォカリーズ」
・ラフマニノフ:ピアノ連弾のための6つの小品 op.11より
第1曲「バルカロール」
第4曲「ワルツ」
第6曲「スラヴァ」

第2部/2台ピアノ
・モーツァルト/グリーグ編:「ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調 K.545」
・サン=サーンス/アンダーソン&ロー編曲:「動物の謝肉祭」より「白鳥」
・ドビュッシー/福田直樹編曲:「ベルガマスク組曲」より「月の光」
・ボロディン/中原達彦編曲:歌劇「イーゴリ公」より「だったん人の踊り」
・ホルスト:組曲「惑星」より「ジュピター」

風疹の予防接種受けました!ナビタスクリニックなら手話もあり安心!

今年は風疹が爆発的に流行っており、シュアールのメンバーは私以外は全員女性なので、私も他人ごとではないと思い、風疹の予防接種を受けてきました。母に母子手帳を確認してもらったら子供の頃に一度受けているようですが、2度受けても悪いものではないとの事なので、念には念を、という事で新宿駅直結で土曜日も空いているナビタスクリニックに行ってきました。昨年もナビタスクリニックではインフルエンザのワクチンでお世話になりました!


ナビタスクリニック新宿では、シュアールの遠隔手話通訳が無料で予約不要で利用できるので、ろうの人でも仕事の合間や急な体調不良でも、手話通訳派遣をしなくても手話で受診する事が出来ます!対応時間は9時から17時の間です。ただ、クリニックですので重病の患者さんは対応できませんし、手話通訳も専門的な医療通訳は出来ませんので、その点は御了承下さい。
更にナビタスクリニックでは手話に加えて、英語・中国語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語・ヒンディー語・ベトナム語の7カ国語の多言語の通訳に対応しているmediPhone(メディフォン)も利用できるそうです。

予約は以下のリンクからネット経由で出来ます。風疹・インフルエンザの予防接種は事前予約が必要なので、お気を付けて下さい。
ナビタスクリニック新宿 Web予約


11月17日(土)のシュアールの10周年記念イベント、シュアールフェスタ2018では、ナビタスクリニック以外でもシュアールの遠隔手話通訳が導入されている企業さんがステージ出店をしたり、使い方を学べるブースもあります!是非お越し下さい!