投稿者「Junto Ohki」のアーカイブ

サンクスラボの障がい者就労支援とIOTを活用した里海珊瑚プロジェクトが世界デザイン会議へ参加!

サンクスラボが障がい者の方と共に就労支援の一環として進めているサンゴ養殖事業ですが、アクセンチュア株式会社と株式会社GK設計とともに、デザインの国際団体World Design Organization(WDO)による世界デザイン会議東京2023のプレイベントの企画展「Design Beyond – あたらしい世界のためのデザイン」に出展しています!

東京ミッドタウンのデザインハブにて、2023年6月16日(金)~7月30日(日)で開催されており、毎日11時~19時まで無休で空いており、入場無料です!

サンクスラボでは、障がい者雇用支援として障がい者の方がサンゴの養殖を行い、そのサンゴを海に戻すことで沖縄の海に里海を作る活動をしています。導入企業としては、「障がい者の雇用」と「環境保全」が同時に実現できるサービスです。

今回の展示では、新しいサンゴの移植基盤を展示しています。サンゴの養殖を障がい者の方にして頂くという活動自体が珍しいものですが、その管理システムもアクセンチュアさんが、そして移植基盤はGK設計さんが、画期的なものを作ってくれています!

本当はもう少し早く告知したかったのですが、なかなか六本木に行く機会がなく、やっと7月28日に行けました。今日、明日しか残っていませんが、もし行ける方がいれば、是非とも行ってください!

他の会社さんも大変に面白い展示をされていました。ヤマハさんは、“もしも江戸文化の中でピアノが日本独自の進化を遂げていたら?”という事で、和家具様式のピアノのモデルが展示されていました。

短い期間での告知になってしまい申し訳ありませんが、興味のある方は是非ともお越しください。また、サンゴ養殖を通した障害者雇用と環境保全の事業に興味のある方はお気軽にご連絡、ご相談ください!

サンクスラボ株式会社の執行役員に就任しました!

シュアールサンクスラボグループへのジョインを機に、サンクスラボグループ全体としての経営基盤強化を目的とし、私もサンクスラボ株式会社の執行役員に就任することになりました。

サンクスラボ株式会社-プレスリリース

サンクスラボは沖縄県にて2015年に創業した地方創生と障害者の働く環境を提供しているベンチャー企業です。就労支援事業所A型を沖縄・九州を中心に17拠点にて展開し、約500名の障害者の方に働いてい頂いてます。更に、テレワーク型の障害者雇用支援も行っており、約100社に導入して頂き、定着率は95%を超えています。精神障害の方が多いですが、知的障害や身体障害、発達障害の方にも在籍して頂いており、幅広い方々にご利用を頂いています。サンクスラボでは障害者の方を特別な才能を持っているという意味で「タレント」と呼んでいます。

テレワーク型の障害者雇用支援はサテラボというサービスで、弊社のA型事業所で働くタレントさんや連携している施設で働いている障害者の方を企業様に雇用頂き、働く場とサポートをサンクスラボが提供するサービスです。企業様の課題として、障害者の方を雇用したけど人事部の方に専門的な知識がなく、退職してしまうケースが多いというものが存在します。サンクスラボでは、その方の特性に合った専門家がフォローするので、企業様にとっても、タレントさんにとっても、安心して働ける場となり、安定して雇用が維持できるというわけです。イメージですが「コワーキングスペースの管理人が障害者支援の専門家」という感じです。

私も執行役員就任後に、各オフィスを回らせて頂きました。タレントさんが活き活きと働いている姿を見られて本当に嬉しかったです。そして、それを支えている社員の皆さんの努力に感動しました!

2026年度には、2.7%に障害者雇用率が引き上げられ、従業員37人に一人の割合で、障害者の雇用が求められます。違反すると、納付金(月1人あたり5万円)が発生するだけでなく、企業名の公表による、採用や上場への影響、更に上場後は株価にも影響する可能性があります。

社員数が100人を超えてきたけど障害者雇用についてよくわからない、ハローワークから指摘が入った、障害者の方を雇ってみたけど苦労している、などありましたら、お気軽にご相談ください!

実はサンクスラボでは他にも色々と仕掛けている事業があり、私が担当している部分もありますので、また続報を出したいと思います!楽しみにしていてください!

また、先日のブログ記事でも書きましたが、株式会社シュアールの代表取締役とは兼任になりますので、今後もシュアールとして聴覚障害者の方へのサービス提供は継続します!その点はご心配なく!

改めて、学生起業家時代から支援を頂いている皆さん、起業家の仲間、先輩方、そして支えてくれている社員の皆さん、本当にありがとうございます!シュアールは小規模に行ってきたので、いきなり数百人の組織の役員になり、力不足の面も多くあると思いますが、サンクスラボのメンバーと共に一人でも多くのタレントさんを支えられるように頑張ります!応援のほど宜しくお願いします!!

サンクスラボグループへのグループインのお知らせ

私が2008年11月に創業し、代表取締役を務めている株式会社シュアールは、サンクスラボ株式会社と株式取得に関する株式譲渡・株式引受契約を2021年8月に締結し、同月に開催した株主総会に伴い、サンクスラボの連結子会社となり、サンクスラボグループに参画しました!

サンクスラボからの発表はこちら

シュアールを創業したのは私が大学2年生の時でした。授業課題として事業アイディアを考え、それを実現するために起業することにしました。マクドナルドの白楽駅前店で共同創業者となる、ろう者の人と相談したのを今でも鮮明に覚えています。

創業時に最も解決しなければならない社会課題として考えていたのが「ろう者が緊急電話をすることができない」という問題でした。110も119も電話を介して行われるので、電話にアクセスできない聴覚障害者は利用することができませんでした。実際に電話ができない事で通報が遅れ、最悪のケースに至った事例もありました。行政も何もしていなかったわけではなく、FAXによる通報システムなど努力はしていましたが、スマートフォンもモバイルルーターもない、当時の技術では限界がありました。しかし、将来的にタブレットのような小型デバイスが誕生し、どこでも高速インターネットに接続できる時代が来ると大学の授業で学んでいた私は、近い将来、テレビ電話を介して手話通訳者に繋げるシステムを構築し、聴覚障害者が安心して生活できる社会を作れると考え、起業することにしました。その後、海外ではテレビ電話を介して手話通訳にアクセスする電話リレーサービスが既に普及していることもわかりました。

創業前から長い道のりだとは思っていましたが、創業してからは想像を遥かに超える、いばらの道でした。多くの嬉しい事もありましたが、その数百倍の辛い事を経験しました。とても一言では語れないので今回はあえて語りませんが、本当に多くの方に支えられ、社員のみんなの頑張りのおかげで、課題解決に向けシュアールは活動を続けてこれました。

そして、同業者の皆さんや日本財団と共に一つの目標に向かって活動を行った結果、2019年に総務省・厚労省の電話リレーサービスに関するワーキンググループが立ち上がり、私もオブザーバーとして会議に参加することができました。そして、2020年に法案が可決し、2021年から電話リレーサービスが公的サービスとなりました。

日本財団電話リレーサービスにより、聴覚障害者は24時間365日、電話リレーサービスを介して緊急通報が出来るようになりました。それだけではなく、有料ではありますが、ほぼ全ての電話番号に手話や文字を介してアクセス出来るようになりました。

創業時に目標としていた聴覚障害者の緊急電話へのアクセスが実現し、改めて事業の方向性を見直した際に、色々な選択肢がありました。同時にコロナ過という極めて不確実性が高い状況でもありました。

その中で私の決断は、サンクスラボグループへのジョインでした。サンクスラボは沖縄・九州を中心に障害者就労支援を行っている会社で、シュアールとのシナジーも高く、将来性が極めて高い会社でした。彼らと次のステージで聴覚障害者の皆さんにサービス提供したいという想いが強くなり、最終的な決断になりました。他にも声をかけて頂いた会社さんもあり、身に余る光栄でした。

サンクスラボにジョインするまでの13年弱は、一言で語るにはあまりにも長すぎる期間でした。その間に多くの人に期待を頂き、迷惑をかけ、喜んで頂き、失望もさせてしまいました。その連続です。私の力不足で、シュアールのビジョンには共感するが、大木とは一緒に働けないと言わせてしまったことも1度ではありませんでした。本当に申し訳なく思っています。しかし、彼ら一人一人が今のシュアールを作ってくれたのは紛れもない事実です。感謝しかありません。改めて、これまでシュアールに関わってくれた皆さんに感謝を申し上げます。ありがとうございました。

そして、障害者雇用・障害者就労支援というセカンドステージへシュアールを引き上げてくれたサンクスラボの皆さんにも感謝しかありません。

私は今後もシュアールの代表取締役として変わらず、ITを活用し聴覚障害者の生活をよりよくするための活動を続けます。皆様にも、これまで同様、ご支援・ご鞭撻のほどを宜しくお願い致します。

今年もG1新世代リーダー・サミットに参加しました!

毎年、欠かさずに参加しているG1新世代リーダー・サミット、通称G1U40に今年も参加してきました!40歳以下の日本のリーダーたちが軽井沢に集まって、今後の日本や世界の未来について語り合い、成長し合えるコミュニティです。

30歳の時に初めて招待頂いてから、毎年、参加していて本当に学びの多い場です!今年も素晴らしいセッションが多く開かれました!

毎年、チームに分かれて知のバトルと体のバトルをするのですが、今年の知のバトルはChatGPTなどのAIを使って物語を生成し、発表しました。

体のバトルでは、ゴールボールというパラスポーツをしました。運動量は多くないのにとても汗をかきました。見た目以上に大変なスポーツでした!

夜はみんなで業務の悩みやキャリアの相談、プライベートな近況報告まで遅くまで語らいました。

このコミュニティに助けられたことが何度あったことか。。。私にとって最も大切なコミュニティの一つです。また、皆さんにお会いできるのをとても楽しみにしています!!

世界経済フォーラム シュワブ会長とのセッション参加

すっかり久しぶりのブログになってしまいました。最後の投稿からほぼ4年。。。

今後、この4年の間に起った出来事や今後の新たな活動など大きなニュースがありますので、改めてブログで報告していきたいと思います。是非、改めて読んで頂けると嬉しいです!

まず、一つ目のニュースは今週の7月3日に世界経済フォーラムのシュワブ会長に久しぶりにお会いさせて頂きました!過去にもグローバルシェイパーに選出して頂いた時やGSC年次代表者会議などで何度もお会いさせて頂いてきましたが、10年以上経った今でも変わらずお元気な姿を拝見でき、嬉しかったです。

具体的に話されていた内容はクローズドなのでお伝え出来ませんが、今後の世界がどうなっていくのか、そして日本の若者の役割とは何かという事を考えさせられる素晴らしい時間でした。

岸田首相ともお会いしたそうで、G7広島サミットやAIについて話されたそうです。

また、お会いさせていただく事を楽しみにしています!